PCR作業における注意点
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流路の試料注入時の注意点
(1)流路への試料注入成功事例成功事例
流路試料注入成功イメージ

1-流路への試料注入の成功イメージ拡大

(2)流路試料注入概ね成功イメージ
流路ほぼ成功したサンプル

2-ディロチップほぼ成功したサンプル

(3)失敗事例(気泡大)
流路-大きな気泡-失敗イメージ

3-流路-大きな気泡-失敗事例-拡大写真

(4)失敗事例(逆流)
流路-大きな気泡-失敗イメージ

4-測定-チップ-腐敗-気泡-故障-事例-拡大イメージ

(5)失敗事(細切り)
5つの流路チップ逆流故障イメージ

5-流路チップ多数気泡失敗事例-拡大イメージ



PCR作業では、作業後、目的物が~240倍に増幅されます。従って、後産物の処理を丁寧に行い、次の実験に後産物を持ち込まない管理(コンタミネーションの根絶)が必須です。
そのため、実験を行う毎に、使用する機器(ピペットチップ)等を新しいものするのは当然のこととし、手袋も新しいものを使用するように徹底して行ってください。
PicoGene® PCR1100を用いたPCR作業では、後産物はチップ内に封じ込められます。チップを分解して内部から後産物を取り出す等の作業を行いますとコンタミネーションの原因となりますので、行わないようにしてください。
DNAを分析するにあたり、以下の準備は必須となります。
適切なタイミングでの交換(サンプルごと、測定点ごとなど)
ピペットチップの適切な取り扱い
ピペットチップの使い回しの厳禁
陽性コントロール(鋳型)の取り扱い
PicoGene® PCR1100を用いた検出系では、両側にフィルタが内蔵された流路チップ中に試料が閉じ込められます。このため、PCR後産物によるコンタミの可能性は大幅に低減されています。使用後の流路チップは分解せず、廃棄することをお勧めします。