※パシフィックコンサルタンツ株式会社、株式会社ゴーフォトン、日本板硝子株式会社、兵庫県立大学による共同研究発表
- Rapid Detection of eDNA through the Development of Mobile Real-time PCR Device. 12th ISE 2018, Tokyo, Japan(第12回生態水理学に関する国際シンポジウム)
- On-site Analysis of Aquatic Environmental DNA (eDNA) through the Development of the Mobile Real-time PCR Device. 16th Annual Joint Seminar between Korea and Japan. 2018. Andong City, Gyeongbuk, Korea. (第16回日韓河川生態セミナー)
- モバイルPCR装置による環境DNAの現場迅速検出システムの開発. 応用生態工学会 2018年 第22回全国大会(東京大会)
- モバイルPCR装置を用いた環境DNA迅速検出システムの開発. 2018年 第1回 環境DNA学会 東京大会.
- モバイルPCR装置を用いた環境DNA迅速検出システム開発. 応用生態工学会 平成30年度 東北地域研究発表会. (最優秀ポスター発表賞受賞)
- 環境DNAのフィールド作業で使用可能な簡易抽出法の開発. 2019年 第2回 環境DNA学会 神戸大会.
- 前処理を含む環境DNA定量測定基準(ものさし)の提案.2019年 第2回 環境DNA学会 神戸大会.
- 水質がDNA収量に与える影響とその対策. 2020年 環境DNA学会第3回大会 第36回個体群生態学会 合同大会
- 水処理・抽出法・種の違いが環境DNAの収量に与える影響の評価. 2020年 環境DNA学会第3回大会 第36回個体群生態学会 合同大会
- Hidiyuki Doi, et. al. (2021). On-site environmental DNA detection of species using ultrarapid mobile PCR, Mol. Ecol. Resour., 21(7), 2364-2368.
- 第17回世界湖沼会議(いばらき霞ヶ浦2018)
- エコプロ2018[第20回]
- 応用生態工学会 2018年 第22回全国大会(東京大会)
- 2018年 第1回 環境DNA学会 東京大会
- 2019年 第2回 環境DNA学会 神戸大会
- エコプロ2019
弊社はパシフィックコンサルタンツ株式会社と共同で、環境DNA分析の用途向けにPicoGene® PCR1100の拡販、及びオプションの開発を行っております。
環境DNA分析技術は、採水するだけでその場に生息する生物の種類がわかるという画期的な生物調査の技術として注目を集めています。パシフィックコンサルタンツ株式会社は、この技術を環境アセスメントや河川管理の実務など、実際の河川や湖沼における生物調査への応用に取り組んでいます。今後、環境DNA分析は社会で更に広く利用されることが予想され、将来的に、この画期的な分析技術を現場で利用しやすい、より汎用性の高い活用技術とするニーズが高まると考えられます。
PicoGene® PCR1100は、PCRの現場作業が可能で、その場で非常に短時間で種同定が可能となります。採水・抽出・PCR操作を含めて、種同定まで約30分で可能で、これを用いることで対象種の生息場所・環境をより簡便に特定することが出来るようになります。
例えば、最初に大まかな範囲でPCRを行い、対象種が検出されるかを調査、検出された場所近辺を重点的に調査すれば、効率よく生物の生息場所をかなり狭い範囲で限定することが可能になります。このような操作は、現場でPCR結果が得られる装置であるからこそ可能であり、ラボに戻ってからの種特定では時間差が生じるため生物の生息を適格に把握することが難しくなります。
弊社とパシフィックコンサルタンツ株式会社は、日本板硝子(株)が開発・製造する、モバイルPCR装置を利用することで“現場でできる環境DNA分析”という新しい生物調査のスタイルを提案し、社会貢献を目指しています。