遺伝子 生物のからだを形作っている細胞では、主にタンパク質が中心に働いています。そのタンパク質の構造にかかわる暗号部分と、その暗号の読み取りを指令する部分が遺伝子です。DNAのところで説明したように、塩基には決まった結合のルールがあります。そしてその結びついた塩基のパターンによって、タンパク質の合成のされ方が決まるのです。DNAの中で、遺伝暗号をもっている遺伝子といわれる部分は、DNA全体の数パーセントに過ぎないと考えられています。それぞれの遺伝子が持っている遺伝暗号に従って、筋肉や体内でいろいろな働きをする酵素やホルモンなどの、さまざまなタンパク質が作られていきます。
DNAのところで説明したように、塩基には決まった結合のルールがあります。そしてその結びついた塩基のパターンによって、タンパク質の合成のされ方が決まるのです。
DNAの中で、遺伝暗号をもっている遺伝子といわれる部分は、DNA全体の数パーセントに過ぎないと考えられています。
それぞれの遺伝子が持っている遺伝暗号に従って、筋肉や体内でいろいろな働きをする酵素やホルモンなどの、さまざまなタンパク質が作られていきます。